2026/05/15

コラム

【上三川町強盗殺人事件】“違和感”はあった。では、なぜ防げなかったのか。

 2026年5月14日、栃木県上三川町にて、極めて痛ましい強盗殺人事件が発生しました。

 住宅へ複数人が押し入り、69歳の女性が命を落とし、ご家族も負傷。現在、16歳の少年が強盗殺人容疑で逮捕されている一方、複数人が逃走中とみられ、警察による捜査が続いています。

 近年、「闇バイト」「匿名・流動型犯罪グループ(通称:トクリュウ)」による凶悪事件は全国的に増加しています。

 そして今回の事件で注目すべきなのは、“突然起きた犯行ではなかった可能性”が高いという点です。

事件前から存在していた“不審な兆候”

 報道によると、事件発生前から周辺地域では、

  ・他県ナンバー車両の目撃
  ・不審人物の徘徊
  ・地域住民への注意喚起
  ・回覧板による防犯呼びかけ
  ・警察による巡回強化

 などが行われていたとされています。

 つまり地域全体として、“何かおかしい”という空気は既に存在していたのです。

 さらに、被害者家族側も警戒しており、下見と思われる人物を実際に追いかけ、写真を撮影していたという情報もあります。

 これは、ご家族を守ろうとした当然の行動だったのかもしれません。

 しかし、防犯の観点から見ると、ここには非常に大きなリスクが潜んでいます。

一般の方による追跡・接触は危険を伴う

 もし相手が、近年増加している組織型の犯罪グループだった場合。

 こちらが、

  ・顔を見た
  ・車両を撮影した
  ・警戒していると悟られた

 という事実自体が、相手側の警戒心や焦りを強める可能性があります。

 実際、近年の強盗事件では「下見」「マーキング」「生活動線の確認」が行われていたケースも少なくありません。

 つまり重要なのは、“違和感に気付く事”だけではなく、その後どう動くかです。

「警戒していたのに起きた」という現実

 今回、

  ・地域住民による警戒

  ・回覧板での注意喚起

  ・警察による巡回

 これらが存在していたにも関わらず、結果として事件は発生しました。

 この事実は非常に重いものです。

 現在の犯罪は、従来のような「田舎だから安全」「昼間だから安全」という感覚では対応しきれない時代に入っています。

 特にトクリュウ系犯罪では、

  ・一般住宅

  ・高齢者宅
  ・防犯意識の低い地域
  ・人目の少ない立地

 などが狙われるケースも多く、“普通の暮らし”が標的になる時代です。

未然防止の為に、本当に必要な事とは

 では、事件を未然に防ぐ為には何が必要だったのでしょうか。

 それは、“違和感”を単なる不安で終わらせず、具体的な防犯行動へ移す事です。

 例えば、

  ・不審車両の継続的な監視
  ・出入り時間・人数・行動パターンの記録
  ・張り込み有無の確認
  ・防犯カメラ死角の洗い出し
  ・下見行動の分析
  ・対象宅への執着度確認
  ・警察へ共有可能な証拠保全

 こうした対応は、一般の方だけで安全に行うには限界があります。

 だからこそ、“専門的な防犯視点”が必要になるのです。

「考えすぎかもしれない」が、一番重要です

 最近、

  ・見慣れない車が何度も来る
  ・家の前で停車している
  ・周囲を見ながら歩いている人物がいる
  ・家を確認するような視線を感じる
  ・夜間に不自然な徘徊がある

 そのような違和感を覚えた場合。

 「気のせいかもしれない」で終わらせず、一度ご相談ください。

 実際、防犯は“事件が起きてから”では遅いケースが多くあります。

 弊社では、

  ・ボディガード
  ・不審人物・不審車両調査
  ・防犯対策提案
  ・防犯カメラ取付
  ・張り込み確認
  ・証拠収集
  ・警察共有用資料作成

 などを通じ、被害を未然に防ぐ為のサポートを行っております。

 「少し怪しい」

 その段階での行動が、ご自身やご家族を守る事に繋がります。

 不可解な点や不安を感じる事がありましたら、まずは一度弊社へご相談ください。