2026/04/28
コラム
ひろゆき襲撃!?【ニコニコ超会議で起きた騒動についてのボディーガード目線の見解】
4月25日、実業家の 西村博之 氏が ニコニコ超会議2026 の「超配信者ブース」に出演中、来場者から物を投げつけられるトラブルが発生し、話題となっています。
騒動は、ステージ上に登壇していた西村氏の背後から、ビニール袋に入ったTシャツが投げつけられるというものでした。
イベント警備とボディーガード
来場者の多いイベントでは、群衆事故や雑踏事故の防止を目的とした警備が配置されるのが一般的です。
一方で、一般来場者よりも攻撃対象となりやすい出演者を守る「対人警護(ボディーガード)」は、十分に配置されていないケースも少なくありません。
その結果、手荷物検査を通過した物が危険物として使用されたり、不審者が出演者に接近できてしまう状況が生まれます。
ボディーガードの見解
本イベントでは公式情報によると手荷物検査が実施されていたとされています。
また、騒動直後には場内の警備員が加害者を制圧しており、警備体制そのものが機能していなかったわけではありません。
一方で、会場全体を対象とした警備と同じ水準で、出演者個人を対象とした警備が計画されていなかった、あるいは十分な人員が割かれていなかった可能性があると考えられます。
映像を見る限り、加害者はステージ前方ではなく出演者の背後から接近しています。
このことから、ステージ裏、すなわち出演者の動線に対する安全確保が十分ではなかった可能性があり、配置にも課題があったと推察されます。
仮に出演者を対象とした警護が適切に配置されていれば、部外者がここまで接近する前に対応できていた可能性は高いでしょう。
このように、警備と一言で言っても「何を守るか」が異なるだけで、発生するリスクは大きく変わります。
皆が見落とす最悪の想定
今回の騒動ではTシャツが投げつけられただけで済みましたが、これが手荷物検査をすり抜ける目的で偽装された刃物や薬品であれば、重大な事件に発展していた可能性もあります。
これが人の生命と身体にフォーカスした最悪の想定です。
この騒動をきっかけにイベントの警備体制や登壇者に降りかかるリスクについて、考えた方も多いのではないでしょうか?
しかし、何も発生せずとも常に最悪を想定し続け、対策を打つことこそが最も大切です。
イベント警備だけでは防げないリスク
常に最悪を想定し備えるだけでも容易ではありませんが、
ボディーガードと、雑踏警備や一般的なイベント警備では、そもそも想定する最悪の事態が異なります。
イベント警備は「事故を防ぎ、運営を円滑に行うこと」を主眼としますが、ボディーガードは「危害から対象者の生命・身体を守ること」を前提に行動します。
そのため、同じ現場であっても、想定すべきリスクと対応の水準には明確な差が生まれます。
総括
当社のスタッフは、このようなリスクを未然に防ぐことに特化しており、万が一の際にもクライアントを守り切るプロフェッショナルです。
通常の警備体制に不安を感じている方、より高いレベルで安全を確保したい方は、ぜひ一度ご相談ください。